子どもの集い スタッフ研修会

毎年、教区子どもの集いを行う際、事前研修会をしています。

今回は『応急処置』をテーマに、富山県立中央病院小児科看護専門看護師の松井弘美さんをお招きして、子ども会をする上でケガや病気などにならないための方法や、なってしまった際の対応等を小児科看護師の経験をふまえて講習会をしていただきました。

まず初めに実行委員へ「子どもたちと接して楽しかったことや気になったことを聞かせてください」と質問をいただき、それぞれ話をさせていただくと、そのことを絡めた話を松井さんが『集い期間中に起こりうる症状への対応』を語ってくださいました。

「子どもは好奇心が先に出てしまうと止まることができない。喉が乾いてることにも気づかないし、危険なこともついついしてしまう」

「だからこそなにかをする前に先に注意をうながすことが大事」

「伝える際も、たくさん言っても覚えきれないので、2・3個の大事なことを伝えて、さらに伝えた後に言わせて確認をさせると、本人が言ったことは必ず守る」

子どもの呼吸についての話の際、過呼吸になった場合の対象でも

「怖かったね。もう大丈夫だよ。一緒にゆっくり呼吸してみようね」

と、実演を交えた話をしてくださり、子どもに寄り添って接する大切さを学ぶことができました。

今回は短い時間の中での講習会でしたが、他にも様々な状況の中での話などもっともっとお聞きしたいことがあり、今後の教区子どもの集いの活動をする上でとても有意義な時間をもうけることができたと思います。

昨年はコロナの影響で子どもの集いの開催は叶いませんでしたが、今年は多くの人に理解を得た上でなんとか『集える場』を作れるように尽力していきたいと思います。