公開講座「真宗の本尊論について」

 5月13日(木)午後2時から高岡教務所にて、高岡教区教化委員会・研修部門主催による公開講座が開催されました。昨年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大により中止となりましたが、今年度は、感染防止対策を十分に行い、会場での聴講とオンラインでの聴講に分けての開催となりました。

 この度の公開講座では「真宗の本尊論について」のテーマのもと、本山より近松 誉氏(本廟部長・本廟部定衆)を講師にお招きし、お話をいただきました。

 前半の講義では、講師ご自身の受け止めを踏まえながら、ご本尊のお姿やはたらきについてお話しいただきました。後半の講義では、お荘厳という観点から本山でのお荘厳や伽藍などについてお話しいただきました。 又、講義後の質疑応答では、参加者から法務を行う中での質問について、一つひとつ丁寧にお答えいただきました。

 私自身、ご本尊やお荘厳などの意味を知識としては理解しているつもりでした。しかし実際にはそこにかけられた願いを普段の生活や法務の中で、自分自身どのようにいただいていくかが大切であるということを先生の講義を聞き、新たな学びとさせていただきました。

以上

研修部門通信員 松谷 智秀

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