第8組同朋大会レポート

 高岡教区第八組(組長長谷能成氏、門徒会長長谷正男氏)の同朋大会が6月2日に射水市中央町にある浄蓮寺(菊池正人住職代務者)において開催された。八組では組を上げての報恩講は行っていないのでこの同朋大会が一番重要な法会になります。新湊地区の市街地にある寺院での開催も久しぶりだったのて満堂の聴聞者を集めて盛大に勤修された。

   

 開会、正信偈のお勤め、組長挨拶に続き坊守り会から「なんまんだぶつの子守り歌」などコーラスが披露された。一旦休憩のあと東京教区の元研修部補導主任の木名瀬勝師による「私の胸の奥で迷い子が泣いている」と題した講話を聴講した。

 三帰依文を読誦したあと仏、法、僧の三宝に関する解説、あの昭和の無責任男と言われた植木等と父親の生き様の中から、それと東日本大震災の原発事故現場にいた技術者たちの葛藤から人間の自分中心で勝ち負けにとらわれた生活をしている私たちの姿を思い起こさせていただき、この講話のテーマである「人間の弱さ」とは何かについて学びました。講話は格調が高く、難解なところもあり、またの機会に再度聴講したいと思いました。  最後に門徒会長(代理者)の挨拶、恩徳讃で終了しました。
八組通信員  宮下光夫

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