3月25日(木)から26日(金)までの2日間にわたり、高岡教務所にて得度事前研修会が行われました。
本研修会は、真宗大谷派の僧侶を名のる得度式を受式予定の方を対象に、得度の意義を踏まえ、僧侶としての確かな第一歩が踏み出されることを願いとして毎年教区にて開催しております。
講師は教区准堂衆会より松永 克人氏(第1組 乗永寺衆徒)に来ていただきました。
1日目の午前中は声明作法(おつとめの練習)で正信偈と念仏和讃三淘を、午後からは装束作法(衣のつけ方、たたみ方)を学びました。
2日目の午前中は声明作法(おつとめの練習)として阿弥陀経を学びました。
その後得度考査(おつとめのテスト)が行われ、今回は5人の方が合格され、一人ひとりに教務所長より合格証が手渡されました。おめでとうございます。
今後本山にて得度式を受式され、真宗大谷派僧侶としての歩みが始まっていきます。
今回の研修会を受講された方におかれましては、衣のたたみ方やお勤め本の扱いなどは慣れてくると粗末にしてしまうことがあります。基本的ことですが、今後も大切にしていただきたいと思います。
私も小学校6年生の時に得度事前研修会に参加しました。ずいぶん昔のことですが、当時どんな思いで受けていたのかなと思い出しながら、今回の研修会を聴講させていただきました。
以上
研修部門通信員 松谷智秀