5組同朋大会

今年の5組の同朋大会は、戸出の長念寺で行われました。
当日は、今にも雨が降りそうな曇り空ではありましたが、
沢山の方々のお参りがありました。

前半は、微妙音会の方々による雅楽の演奏がありました。
資料によれば雅楽とは、元来俗楽に対する言葉で正統の音楽を意味します。正統な雅楽は、中国、朝鮮にもありましたが、その音楽そのものは日本の雅楽とは全く別物です。
日本の雅楽は、日本古来の歌と舞、古代のアジア大陸から伝来した器楽と、舞が日本化したもの、及びその影響を受けて新しく出来た歌の総体で、ほぼ10世紀平安時代中期に今日の形に完成した日本最古の古典音楽だそうです。

厳かな雰囲気の中、普段は耳にすることの無い色んな雅楽器が合わさり奏でる演奏を、会場の皆さんは心静かに聞き入っておられました。

後半は、金沢教区の相馬豊氏による「この身深い生を求めて」との題で講演がありました。
先生はお話の中で『私達はより豊かに思い通りになることを望む生活を送るうちにいつのまにか、損か得か、生産性があるか無いかで相手の命をも見てしまっている』 と私達の、心の有り様に警鐘を鳴らしておられました。

お話の中にありました、小学三年生の男の子の作文(家族の様子)からの一文です。
うちの大おばあちゃん寝てばっかり、何もしてくれない、話もしてくれない、遊んでもくれない、 小遣いもくれない
だけど大事なことしてる 一生懸命生きている。
28nitikou

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