高岡教区では毎年、様々な行事や学習会が企画されています。このブログを見てくださっている方の中にはどれかに参加したことがあるという方も多いでしょう。その教区の企画の中心にいるのが教区駐在教導の菊池正見さんです。
では、駐在教導とは一体どんな仕事なのでしょうか。菊池さんは自分の仕事について「お寺さんたちの研修の企画、運営です。お寺さんがよりお寺さんらしくなっていくお手伝いと言ってもいいでしょう」と話されます。そして教区の企画を考えていく時に決め手になるのは「関わっている人たちの主体性です。やりたいと言ってくれるのが嬉しいですね」とのことです。
そこで問われるのが、自分のやりたいこととは一体何なのかということです。以前、安田理深という方は自分自身が本当にたずねようという気のない者、それにもかかわらず人に教えようとする者、人を多く集めることばかりに一生懸命な者に対して「また坊主の商売根性か!」と大変な不快感を示されたと言います。では、本当に自分がやりたいこと、大事にしなければならないこととは一体何なのでしょうか。菊池さん自身もいろいろなことを学びながら考えているわけですが、ぜひ皆さんも菊池さんと一緒にそういうことを考えてみませんか。
これから教区情報部門のメンバーが交代で「おてらの人」というテーマで高岡教区に関わる人を紹介する記事を連載していく予定です。ぜひご覧ください。
情報部門 朝 順也