2018年11月10日に第3組瑞願寺さん(南砺市下梨)の報恩講にお邪魔しまして、ハスワーク体験をおこないました。
これが私が実際に作ったハスになります。
材料は
- 紙コップ
- でんぷん糊
- 蓮紙(韓国の和紙らしい)
講師の香村晴美(こうむらはるみ)さん
作り方は
- ばらす
- こよる
- はる
たったこれだけです。
1.ばらす
まずは、好きな色の蓮紙を選びます。そのままでは一つで30枚くらいがくっついた状態になっていますので、それをばらして(はがして)いきます。大体40枚程度あれば一つの蓮が出来上がるそうです。私は青と緑を選択。
2.こよる
ばらした一枚一枚をこよります。この作業がもっとも時間のかかる作業だったと思います。色のついた方をこよってもいいし、色のついてない方をこよってもいい。
3.はる
紙コップを逆さまにして、でんぷん糊で蓮紙を貼っていきます。思い思いに貼っていって、完成させていきます。センスの光るところです。
ちょっと調べてみるとコップリ(http://www.koppuri.com/)というページに行き当たりました。ここで蓮紙の注文なども行えるようです。
そのページの説明の中で「誰が作っても、どんな風に作っても美しく咲きます」という一文があり、こういう感覚がいいなあと感じました。
参加されている方の声を聞くと、「それも綺麗だねえ」「それはどうやったの」という言葉が多く聞けて、いい雰囲気ができあがっているなあと感じさせていただきました。
こういう創作活動になると、私なんかはいつも他人と比べてしまって、あいつのよりは良いものになった等と思ってしまいがちですが、このハスワークではそんな感情はあまり抱かなかったように思いました。そんなことよりも、より良いものに、自分の納得できるものにできるかに打ち込めたような気がします。完成品を見ても、まんざらでもない気持ちになっているところです。比べる必要のない心地よさというものを合わせて感じさせていただいた気がしております。