第48回 南砺同朋大会

2022年5月7日に城端別院善徳寺にて南砺同朋大会が行われました。

この南砺同朋大会の講演内容を決めるにあたり、3月25日に講師である大谷大学准教授の藤原正寿先生をお招きして事前に講演内容の検討会を行いました。

そして検討会では、この地域の真宗門徒の現状を踏まえて役員の僧侶や門徒方から「仏教用語が多いと聞いていてもよく分からない」「そもそも若い方は仏教がどういうものか知らないのではないか」「宗教は家単位ではなく、個人としてみるべきではないか」など様々な意見が交わされました。

どのように受け止めていけばよいのか、どのように伝えていけばよいのか、仏教とは自分自身にとって何であるのかを一人一人が模索されているような検討会でありました。

藤原先生は皆の意見をしっかりと受け止めてくださり、講演内容を『あなたに居場所はありますか?』とされました。

当日、藤原先生は難しい仏教語をあまり使わず分かりやすくお話しされ、その中で「宗とはムネと読む、棟もムネと読む」や「御文には御命日を御明日と書かれている所があります。それは自分の命を明らかにする日ということではないでしょうか。仏法とは物の見方が変わる。命の見方が変わる」という事を言われました。

宗とは棟、棟とは住まい、住まいは居場所です。ですから浄土真宗とは浄土が私たちの帰るべき場所であることを示す教えであり、そのことによって本当の居場所というものが見えてくるのではないでしょうか。

仏法とはそのことを私たちに問いかけているのでありましょう。