２０２２年４月１２日、第６組超願寺（高岡市末広町）にて儀式作法講習会が開催されました。今回は清澤 悟氏（本山本廟部出仕【定衆】・大阪教区願得寺住職）を講師にお迎えして、「寺院法要における式支配と掌儀の心得と動きについて」という内容にてご講義いただきました。
前半は法要が勤まるにあたって、式支配の役割についてご講義いただきました。
後半は実際に御遠忌の法要次第に沿って、実践を行い、注意すべきこと、確認すべきことを一つ一つ丁寧にご教授いただきました。
先生は講義の中で、式支配の法要における大切な役割について、法要が円滑に進行するように、取り仕切る役目だけでなく、法要でのお勤めのあり方、やわらかく強くという真宗のお勤めになるよう、調声人や巡讃する出仕者の声の高さ等を把握し、お勤め全体をコントロールすることも大切な役割であるとおっしゃられていました。私は分からないことばかりでしたので、大変勉強になりました。
ご参加いただきました皆さまありがとうございました。今回の講義内容を今後の各寺院での法要に活かしていただければと思います。
以上
研修部門通信員 松谷 智秀
