公開研修会 ~「私たちを取り巻く新宗教」~(

8月23日午後6時から、高岡教務所2階にて、「私たちを取り巻く新宗教」というテーマのもと、公開研修会が開催されました。講師は瓜生崇氏(京都教区玄照寺住職)と石川正穂氏(富山教区玉永寺住職)です。会場いっぱいとなる受講者の数に、教区の方々の新宗教の問題に対する関心の高さがうかがえました。

瓜生氏には、さる4月13日の「真宗門徒の姿勢を学ぶ~新宗教を縁として~」という公開研修会に引き続き、講師として新宗教の実情や問題点を語っていただきました。

「新宗教に人が集まるのは、命懸けで布教しているからで、特別なことをしているわけではなく、我々が普段行っているような布教を大変な密度と熱意をもって行っているから」と聞き、我々の布教に対す                     る姿勢が問われているような気がしました。

また石川氏には、富山教区での新宗教の現状を実例を挙げてお話いただき、富山教区やご自身の取り組みについて語っていただきました。

近年、寺院の弱体化(参詣者の減少、後継者不在、新宗教の台頭)が叫ばれていますが、新宗教を学ぶことを通して、真宗門徒としての姿勢を確認したり、寺院の運営、布教の方法の手がかりを得ることができると思われます。今回の研修会で                       そのことを強く実感した次第です。

教化本部通信員 黒川

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