高岡教区第1組同朋大会が開催されました

最初の組長挨拶で“制限の無い4年ぶりの講演会です、来月からの富山教区との合併の話”がありました。高岡教務所での本山等の手続き等はそのままですが、教区での学習会、研修、会合は合同開催になるそうです。

同朋大会の講師には記者自身が通った金沢真宗学院でお世話になった松扉先生です。

講題で今年が親鸞聖人御誕生850年、立教開宗800年の年ですが、蓮如上人が正信偈を僧侶だけでなく、皆さんと唱和することを定めたのも550年だと話されました。休憩後の後半では「御経、和讃、偈文も含めて現代語訳にすると十分に意図したことが伝わりにくい」と言われました。恩徳讃の「骨をくだきても謝すべし~」では「~しなくてはならない」と受け取らずに、自然と感謝して手を合わせるようになれば→~なればと思う→~ならなくては→~ならなくてはならない、と丁寧に繰り返し説明しました。これから自坊での祠堂経が勤まりますが、はたして、義理ではなく自然と足を運んでくれる人は多ければ良いですね。

高岡教区第一組 通信員 埴野克衛