公開研修会「人間にとって宗教とは何か」

11月20日午後4時から、高岡教務所2階にて、「人間にとって宗教とは何か」というテーマのもと、公開研修会が開催されました。講師は瓜生崇氏(京都教区玄照寺住職)です。今回も多数の方が参加されました。

瓜生氏には過去3回の講義において、新宗教の実情と問題点、我々が逆に学ぶべき点などについてお話しいただきましたが、今回は視点を変えて、瓜生氏にとって宗教とはどういう意味をもっているかということについてお話しいただきました。

生きる意味と目的がわからない不安と孤独感を抱きつつ、その答えを宗教に求めてはみたものの、どれだけ聴聞しても救われたという証が得られず、信じようとしても心の底から信じきれなかったという体験談が話され、その後、3つの班に分かれて瓜生氏の講義をどう受け止めたかという座談会となりました。

そして、そのあとのまとめの講義で、どうやっても救われない自分であることを気付かせていただくことが自分にとっての救いであったと、瓜生氏は述べられました。

瓜生氏の講義は今後も開催される予定ですので、興味をもたれた方はぜひお越しください。

教化本部通信員 黒川

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