2020年度高岡教区「秋安居」が開講されました。

 2021年3月3日(水)〜4日(木)の2日間にわたり、高岡教区「秋安居」が開講されました。

 講師は田代俊孝氏(仁愛大学学長、三重教区員弁組 行順寺住職)、「『愚禿鈔』-教相判釈と真宗の開顕-」の講題にてお話をいただきました。

 講義の中で、教相判釈は自宗の優位性を示すものであるが、親鸞聖人は二者択一の教相判釈ではなく、全ての仏教や神祗を念仏のための方便として受け止められたことを学ばせていただきました。

 昨年はコロナの影響により開講できませんでしたが、今年はまだ状況が落ち着かない中ではありますが、なんとか無事開講することができました。コロナの影響で現状聴聞の場が少なくなっていますので、こういった一つ一つの聴聞の場を大切にしていきたいと思います。

以上

研修部門通信員 松谷 智秀

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