行徳寺は、室町時代の妙好人(みょうこうにん)道宗(どうしゅう)が開基となったお寺です。蓮如上人の教えを受けた道宗は五箇山にお念仏の教えを広められ、その功績は「赤尾の道宗」の名で今日まで語り継がれています。この法要は道宗の遺徳を偲んで、住職、寺族、門信徒が一体となって計画し催されたものです。記念事業の一環として本堂の修復や道宗直筆の「赤尾道宗心得二十一箇條」御修復と展示が行われました。
法要は本山より御門首をお招きして勤められました。10月8日は帰敬式、同9日には稚児行 列と結願日中勤まり、法要が円成となりました。「しんらんさま」と「赤尾の道宗さん」の仏縁で、多くの門信徒がお念仏の道を生きる歩みを改めて感じさせていただきました
教区通信員 UFO