3月15日(水)〜16日(木)の2日間に渡り、第6組超願寺(高岡市末広町)にて、2023年高岡教区「秋安居」が開催されました。
今年は講師に東館紹見氏(大谷大学教授、東北教区盛岡組善林寺住職)をお招きし、『親鸞聖人伝絵』について講義いただきました。『親鸞聖人伝絵』とは覚如上人が親鸞聖人があきらかにしてくださった念仏の教えを、聖人のご生涯を通して後世に伝えようと制作された絵巻物です。
講義では聖人のご生涯を当時の時代背景や歴史的観点などから解説いただき、覚如上人は何故伝絵をお書きになられたのか。そのことを私たちは大事にしていかなければならないと、伝絵を読むということは、その方が何を大事にされていたのかを学ぶということが大切であるということをお話しいただきました。
今年度で高岡教区としては最後の秋安居となりました。新教区におきましても、このような学びの場が開かれれば良いなと思います。
以上
研修部門通信員 松谷 智秀