『仏説阿弥陀経に学ぶ』2019年度【第1回】

2019年(令和元年)8月19日(月)午後7時~午後9時まで、新年度に入って最初の聖教学習会を開催しました。今年度も3回の学習会を予定しています。

講師は、本山教学研究所 嘱託研究員安藤義浩 氏に引き続きお願いして、通算16回目の開催となりました。

今年度の初回にあたり、ご門徒の方々とそれぞれのお盆の過ごし方を通し、それにかかわらせていただいたことで、あらためて「つながり」の世界を感じさせていただいたとの紹介を交えての挨拶がありました。

初回の内容は、法然上人が浄土宗独立の書といわれる『選択本願念仏集』第15章護念章で説かれた『仏説阿弥陀経』の理解をたずねるものです。

前回の学習会で示された、第13章(多善根章)ならびに第14章(誠成章)の法然上人があらわされている御私釈を基に第15章の護念章 -六方の諸仏、念仏の行者を護念したまふの文-について引文を用いられながら、非常に丁寧な講義を聴くことができました。

毎回、熱意溢れる丁寧な講義に、頭がさがるとともにその見識に魅了されました。

次回は、9月19日(木)午後7時より同氏のこの学習会を開催予定です。多くの方々の参加をお願いします。

研修部門通信員 峰 慎樹